2026年3月、海外大手取引所のBybit(バイビット)が日本人向けサービスを事実上終了しました。
今ではもう、日本から完全にアクセスできなくなっています。
もしあなたが今、どこかの取引所に暗号資産を置きっぱなしにしているなら、他人事だと思わずに読んで欲しい。
わたしは当時、海外取引所Bybitをメインの取引所として利用していました。
日本語対応もしていて、とても使いやすかったのを覚えています。
取引所内ウォレットには、国内取引所では扱っていない比較的安全な暗号資産USDCなどを中心に保管していました。
日本人向けのサービス終了時期の警告メールが何度か届いていたのですが、「まだ余裕があるだろう」とそのままにしていたのです。

ところが2026年3月、それまでとは様子の違う、ちょっとヤバめの最終警告メールが届いて、慌てて確認してみると、状況は想像以上に深刻でした。
取引所内機能が制限されていて、暗号資産を自由に別の暗号資産に換金することができなくなっていたのです。
国内取引所へ直接送金用に換金できる暗号資産も、ビットコイン(BTC)とイーサ(ETH)などに限定。
ビットコインやイーサは、ステラルーメンより手数料が多くかかってしまう!やってしまった( ;∀;)

もっと早く動いていれば、ステラルーメン(XLM)やXRPに換金して、安い送金手数料でロブスターウォレットに避難させることができていました。
でも、後悔しても状況は変わりません。
今、目の前にある選択肢で、最善の一手を考えるしかありませんでした。
そして最近、YouTubeで国内の暗号資産取引所の合併・再編のニュースを見て気づいたことがあります。
取引所のリスクは、海外の撤退だけの話ではないということです。
- 海外取引所のリスクを「個人ウォレット」で根本から断ち切る方法がわかる
- ステラルーメンを使って、安い手数料で資産を安全に移動させる手順がわかる
- ロブスターウォレットでyUSDCの運用を始めて、毎日金利を受け取る生活が手に入る
この記事では、わたしの体験を踏まえて「もう同じ失敗を繰り返さないための仕組み」を紹介します。
海外暗号資産取引所リスクは「ある日突然」使えなくなること

海外暗号資産取引所には、なぜリスクがあるの?
答えは日本の金融庁からお墨付きの取引所ではないこと。
つまり、国内で定めたルールの「外」で運営されているため、日本居住者向けのサービスが突然打ち切られても、利用者は何もできないのです。

海外取引所ybitは日本人向けサービスを終了するにあたり、段階的に機能を制限しながら、メールで何度も事前告知を行っていました。
しかし、その警告メールを受け取りながら、わたしが「まだ大丈夫だろう」と動かなかったのが一番の原因でした。
Bybitは2026年3月23日正午から「クローズオンリーモード」に入りました。
クローズオンリーモードとは、新しい取引はできないけれど、すでに持っているポジションを閉じる(決済する)ことだけはできる制限モードです。
日本居住者と判定されると、新規取引はもちろん、入金すらできません。できるのは出金と資産の交換(BTC・ETH・USDCへの変換)だけです。
これではもう、日本居住者にとって取引所としての機能を失っているのと同じです。
売買の途中で残っていた分も、2026年7月22日正午にはすべて強制的に精算されました。
今からできることは、もう何もありません。
あの時のヒヤッとした感覚があったからこそ、次に紹介する国内取引所のニュースも他人事に思えず、こうして注意喚起としてお伝えすることにしました。
国内取引所は日本の法律に守られている、でも安泰ではない
一方、国内暗号資産取引所は、日本の金融庁の厳しい審査を通過して運営されています。
しかし、日本の取引所の様に厳しい審査を通過していても、絶対に倒産しないという保証はありません。

以前に起こった大手海外暗号資産取引所FTXの倒産事件の時は、まずは利用者の引き出しを制限されるため、ほんとに日本人のわたしの資産はもどってくるのか?という心配でした。
しかし、万が一国内取引所が経営危機に陥った場合でも、顧客の資産は分別管理される仕組みが整っています。
国内取引所との最大の違いはここです。
日本語でサポートを受けられること、暗号資産を日本円にして、すぐに出し入れできること。
こうした当たり前の環境が、海外取引所では保証されていません。
国内取引所も合併・再編が進んでいる
「国内なら安心」と思っていたわたしですが、2026年に入って国内取引所の再編ニュースが続いていることに気づきました。
倒産やサービス終了ではなく合併ですので資産が消えるわけではありませんが、使い慣れた画面やアプリが変わる、口座の引き継ぎ手続きが必要になるといった負担は避けられません。
実例:ビットポイントがSBI VCトレードに吸収合併
2026年1月、SBI VCトレードとビットポイントジャパンの合併が発表され、4月1日付でSBI VCトレードを存続会社とする吸収合併が行われました。
ビットポイントは新規口座開設をすでに終了しており、2026年末までにSBI VCトレードの「VCTRADE」へ完全統合される予定です。
金融庁の登録業者同士の合併なので違法性はありませんが、利用していた側からすれば「取引所の名前もアプリも変わる」という現実に直面することになります。
合併・再編から見えてくる教訓
合併そのものは資産を失う出来事ではありません。
ただ、取引所の数が減っていくということは、あなたが「この取引所に慣れているから」という理由だけで資産を預け続けるリスクが、少しずつ大きくなっているということでもあります。
取引所がどう変わっても影響を受けない置き場所を持っておくことが、これからますます大切になってきます。
「絶対儲かる」を謳う無登録業者には要注意
取引所のリスクは、大手の撤退や合併だけではありません。
むしろ初心者が引っかかりやすいのは、聞いたことのない、儲け話ばかりが目立つ取引所やサービスです。
金融庁の無登録業者リストで確認する習慣をつける
日本国内で暗号資産の交換業を行うには、金融庁への登録が必須です。
金融庁は、無登録で営業している業者の名称を「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」としてホームページで公表しています。
聞いたことのない取引所やアプリに資産を預ける前には、この一覧に載っていないかを確認する習慣をつけておきましょう。
2026年3月には、無登録での暗号資産販売に対する罰則を大幅に引き上げる方針も示されました(拘禁刑10年以下・罰金1,000万円以下、施行は2028年1月を予定)。
これだけ罰則が重くなるということは、それだけ無登録業者によるトラブルが後を絶たない、ということの裏返しでもあります。
怪しい業者を見分けるチェックポイント
見分け方は難しくありません。
- 金融庁の登録業者一覧に名前が載っていない
- 「絶対に儲かる」「元本保証」など、投資でありえない言葉を使っている
- 出金や解約の方法がわかりにくい、問い合わせ窓口が日本語で対応していない
ひとつでも当てはまったら、その時点でその話には乗らない。
これが、あなたの資産を守る一番シンプルな防御線です。
個人ウォレットに暗号資産を移してしまえば取引所側のリスクはなくなる
「自分の暗号資産を取引所に置き続けること」そのものが、最大のリスクだったということがわかりました。

暗号取引所にお金を預けている限り、取引所のルール変更や規制の影響を受け続けます。
しかし、個人ウォレットに資産を移してしまえば、取引所側の都合でサービスが止まっても、資産が動かせなくなることはありません。
しかし、個人ウォレットで運用等を行うにはDEX(分散型取引所)等で運用する必要があるため、個人ウォレットを運用先に接続する必要あります。
そこでわたしが思いついたのが、比較的安全と言われるアメリカドルに連動している暗号資産USDCをステラネットワークで運用できる「yUSDC」を利用する。
ロブスターウォレットのyUSDCで「自分だけの運用口座」を作る


yUSDCってなに?ヤバい暗号資産ではないのかな?
ステラルーメン(XLM)のネットワーク上には、yUSDCという暗号資産(トークン)があります。
このyUSDCは、個人ウォレットである「ロブスターウォレット」で保管・運用することが可能。
UltraCapitalが運用するyUSDCは、ステラネットワーク上で手軽に安定した運用利益を目指せる仕組みです。
yUSDCは米ドルとほぼ同じ価値を持ちながら、保有しているだけで毎日年利5%(2026年4月現在)の金利がyUSDCで受け取れる仕組みになっています。
ロブスターウォレット×yUSDCが優れている理由
ロブスターウォレットは、個人が管理する「個人ウォレット」です。
どこの暗号資産取引所にも属していないので、取引所が廃業しても、サービスが打ち切られても、資産は手元に残ります。
さらに、ステラルーメンネットワークの送金手数料は非常に安く、1回あたり数円程度です。
仮に何か問題が起きたとしても、yUSDCをステラルーメンに換金して、国内暗号資産取引所に素早く、安いコストで避難させることができます。

今回のわたしの様に問題を先送りをするのではなく、「問題が起きたらどうするか」まで考えた上で、最も安全な逃げ道を確保することも大切です。
国内取引所GMOコインを使って、手数料ゼロで資産を移動させる手順
ロブスターウォレットにステラルーメンを送るためには、国内取引所でステラルーメンを購入する必要があります。
ここでとても便利なのが国内暗号資産取引所のGMOコインです。
GMOコインは、暗号資産の送付手数料が無料に設定されています。
さらに、板取引の指値注文(Maker)を使えば、売買手数料もかかりません。
わたしがおこなった、3つの手数料ゼロ戦略を紹介します。
- GMOコインの板取引で、手元の暗号資産を日本円に換える(売買手数料ゼロ)
- 日本円でステラルーメン(XLM)を購入する(売買手数料ゼロ)
- ロブスターウォレットにステラルーメンを送金する(送付手数料ゼロ)
後は、ロブスターウォレット内でyUSDCに交換して運用スタート!
GMOコインを経由することで、無駄なコストをほぼゼロに抑えたまま、個人ウォレットでのyUSDC運用を始めることができます。
GMOコインもし問題が起きたときの「逃げ道」も完備している
ロブスターウォレットでyUSDCを運用していて、万が一何がの問題が起こったとしましょう。
暗号資産は怖い日本円にすぐに換金したい。
その場合でも、手順は単純です。3つのゼロ戦略の反対をおこなうだけです。
- ロブスターウォレット内でyUSDCをステラルーメン(XLM)に換金する
- ステラルーメンをGMOコインなど国内暗号資産取引所に送金する(手数料は数円)
- 国内取引所で安全に日本円に換える
ステラルーメンネットワークの安い送金手数料のおかげで、緊急時の「避難コスト」が驚くほど小さく済みます。
今回のわたしの様にビットコインやイーサの送金手数料とは比較にならないほど少ない手数料で非難することが可能です。
送金手数料が高いので身動きできなくなっていたわたしの経験とは、まったく違う状況です。

取引所ではなく、個人ウォレットで資産を持ち、逃げ道まで整備しておく。
これが、わたしが今回経験して、発見した「再発ゼロの生存戦略」です。
暗号資産取引所リスクの回避術!海外撤退・国内合併・怪しい業者から資産を守る方法のまとめ
海外の取引所は、ある日突然サービスが止まり、資産が動かせなくなるリスクがあります。
国内の取引所も、倒産こそしにくいものの、合併や再編でアプリや窓口が変わり続けています。
聞いたことのない、儲け話ばかりが目立つ業者は、そもそも金融庁の登録すら受けていない可能性があります。
こうしたすべてのリスクに共通する解決策が、個人ウォレットに資産を移しておくことです。
- 海外取引所は、ある日突然サービスが止まり、資産が動かせなくなるリスクがある
- 国内取引所も合併・再編が進んでおり、「使い慣れた場所」が永遠に続くとは限らない
- 「絶対儲かる」を謳う無登録業者は、金融庁の登録業者一覧で必ず確認する
- 個人ウォレット(ロブスターウォレット)に資産を移せば、取引所側の都合に振り回されない
- GMOコインを使えば、送付手数料も売買手数料もほぼゼロで資産を移動できる
わたしと同じ後悔をしないために、まず資産の避難ルートを考えて、取引所内ウォレットを利用するか、個人ウォレットを利用するか選択していきましょう。
ではでは
ごきげんよう。


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