
ステーブルコインがこんなに増えるなら、ステラルーメンって、もういらないんじゃないの?
ステラネットワークの上で、「ステーブルコイン」がどんどん増えています。
USDC(ドルと同じ価値のステーブルコイン)にEURC(ユーロ版のステーブルコイン)、さらに送金アプリでおなじみのPayPalが出す「PYUSD」まで仲間入りしてきました。
「ドルと同じ価値のコインを保有できるなら、価格が上下するステラルーメン(XLM)は用済みでは?」
わたしも同じことを考えて、少し不安になりました。
毎日コツコツ集めてきたXLMが時代遅れになってしまうのではと、同じ不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
- ステラルーメンとステーブルコインの役割の違いが、例え話でスッと理解できます
- 「XLMは意味ないのでは?」という不安の正体がわかります
- ステーブルコインが増える時代に合わせた、XLMの持ち方・活かし方がわかります

でも調べてみたら、まったくの誤解だったんです。
先に答えをお伝えすると、ステラルーメンは「切符」、ステーブルコインは「荷物」です。
役割がまったく違うので、ぶつかりません。
むしろ荷物が増えるほど、切符の出番は増えていきます。
なぜそう言えるのか、順番に紹介します。
ステラルーメンを保有していても、「意味ないのでは」と思っていました

きっかけは、X(旧Twitter)で海外のステラルーメン関連の情報を追いかけていた時でした。
2021年にUSDC、2023年にEURC、2026年には送金大手MoneyGram向けのMGUSDまで、ステーブルコインの参加が続いています。
タイムラインに新しいステーブルコインの誕生が流れるたびに、「ステラルーメンを持っている意味は何だろう?」と、心配がふくらんでいきました。

送金手数料に使う分だけステラルーメンを残して、あとはステーブルコインに換えてしまおうか
半分本気で、換金の計画を頭の中で立て始めていました。
調べていくうちに、ひとつの例えにたどり着きました。
XLMは「線路を走るための切符」で、ステーブルコインは「線路の上を走る荷物」だという考え方です。
「線路と荷物」の考え方をX(旧Twitter)で投稿したところ、たくさんの反応をいただきました。
同じように感じている方の声に触れて、わたしの見方は間違っていなかったと再認識できました。
同じ疑問を持っている方が多いと実感したので、記事でくわしく紹介します。
ステラルーメンは「切符」、ステーブルコインは「荷物」

まずは、2つの役割がどう違うのかを整理します。
例え話に置き換えると、もやもやが一気に晴れてきます。
役割は正反対だから、ぶつからない

ステーブルコインは、発行会社が準備金を用意して、ドルなどの法定通貨と「1対1」の価値になるように作られたコインです。
値動きしないことが仕事なので、送金や支払いの「荷物」にぴったりです。
一方のステラルーメンには、値動きを止める仕組みがありません。
価格は市場の需要と供給で決まります。
では、XLMの仕事は何でしょうか。
ステラネットワークという線路で荷物を運ぶ時の、「燃料(切符)」の役割です。
線路にあたるのはステラネットワーク全体で、XLMは線路を使うための切符のような存在です。
燃料としてのXLMの働きは、下の記事でくわしく紹介しています。
線路を走る荷物は、確実に増えている

現在のステラネットワークでは、下記のステーブルコインが動いています。
- USDC(2021年〜):世界で2番目に大きい、ドルのステーブルコイン
- EURC(2023年〜):ユーロ版のステーブルコイン
- PYUSD:PayPalが発行する、ドルのステーブルコイン
- MGUSD(2026年6月〜):送金大手MoneyGram向けに発行されたステーブルコイン
名前を見るだけでも、大きな企業が続々とステラの線路を選んでいるとわかります。
ちなみに、ロブスターウォレットで運用できる「yUSDC」は、USDCを利息付きで持てるようにした資産です。
ステーブルコインの法律上の扱いは、下の記事で紹介しています。
荷物が増えると、線路はどうなる?

ここからが、今回いちばんお伝えしたい部分です。
荷物が増えることと、線路の価値の関係を見ていきます。
送金のたびに、少しだけXLMが必要になる
ステラネットワークでは、送金1回ごとに、ごく少額のXLMが手数料として必要です(基本手数料は1回あたり0.00001XLM)。
日本円にすると1円の1000分の1以下という、ほぼ0円の金額です。
また、ウォレットを持つには、最低限のXLMを預けておく決まりもあります。
つまり、荷物(ステーブルコイン)を運ぶ人が増えるほど、切符(XLM)を持つ人と、切符を使う場面が増える構造になっています。
ステーブルコインはXLMのライバルではなく、線路にとっての「お客様」なのです。
XLM自体も、送金に向いています
ステーブルコインには、見落とされがちな弱点があります。
発行されているネットワークが違うと、送金先で受け取ってもらえないことがあるのです。
同じ「USDC」という名前でも、イーサリアム版・ソラナ版・ステラ版などネットワークごとに別物として扱われ、送金先のウォレットが対応していないネットワークのステーブルコインを送ると、着金できずトラブルになりかねません。
XLMならステラネットワーク上でほぼ確実に受け取ってもらえますし、送金手数料も基本手数料の0.00001XLMほどと格安です。
わたしが実際に送金する時は、相手の受け取り環境が不安な場合、ステーブルコインより、暗号資産として一定の知名度があるステラルーメンを選ぶことが多いです。
「だからXLMは値上がりする」とは言えません
大事な注意点をひとつ。
「荷物が増えるほど線路が強くなる」は、あくまで利用が増える「仕組み」の話です。

XLMの価格は市場で決まるため、値上がりの保証はどこにもありません。
「間接的にXLMにもプラスに働きそうだ」というのは、調べた上でのわたしの意見です。
投資の判断は、ご自身のペースで行ってくださいね。
ステーブルコイン時代のステラルーメンとの付き合い方

役割の違いがわかると、次は「では、どう持つか」ですよね。
わたしが実際にやっている流れを紹介します。
GMOコインでステラルーメンを手に入れる
XLMを買うなら、送金手数料が無料の「GMOコイン」が便利です。
GMOコインで扱っている暗号資産は、すべて無料で送金できます。
少額から買えるので、まず1,000円分から試すのもアリですよ。
わたしはGMOコインから送金する時、「送った先で何に使うのか」という目的を先に決めるようにしています。
やみくもにステラルーメンへ換えるだけでは、切符ばかり買い込むようなものだからです。
それでも、送金手数料の分と、新しいトークンにすぐ対応できる備えとして、「5,000円分ほどのステラルーメン」は常に持つと決めています。
GMOコインロブスターウォレットで「線路の住人」になる
買ったXLMは、個人ウォレットの「ロブスターウォレット」に移すと、活用の幅が広がります。
yUSDCやyXLMなど、線路の上を走る資産を、自分のウォレットで運用できるからです。
作り方は、下の記事で画像付きで紹介しています。
よくある質問|ステラルーメンとステーブルコインの関係

最後に、今回のテーマでよくいただく質問をまとめました。
気になる項目だけでも、目を通してみてくださいね。
Q. ステラルーメンの価格は、誰かが調整しているの?
いいえ、XLMの価格を決めている人はいません。
XLMをたくさん保有しているステラ開発財団(SDF)は、放出のペースに影響力を持っています。
ただし、2019年に約550億枚が焼却され、追加発行の仕組みも廃止されたため、発行上限は約500億枚に固定されています。
価格は市場の取引で決まっており、実際に大きく上下してきました。
Q. ステーブルコインが増えると、XLMはいらなくなるの?
いいえ、むしろ逆です。
ステーブルコインの送金にはXLMの手数料が必要なので、利用が増えるほどXLMの出番も増えます。
役割が違うので、置き換わる関係ではありません。
Q. yUSDCもステーブルコインなの?
yUSDCは、ステーブルコインのUSDCを利息付きで持てるようにした資産です。
法律上の分類には少し注意が必要なので、くわしくは先ほど紹介した法律の記事をご覧ください。
ステラルーメンとステーブルコインの関係!荷物が増えるほど線路が強くなる理由のまとめ
今回は、ステラルーメンとステーブルコインの関係を、線路と荷物の例えで紹介しました。
- ステーブルコインは「動かないように」作られた荷物
- ステラルーメンは、市場で価格が動く「線路の切符(燃料)」
- 荷物が増えるほど、切符の出番も増えていく
「XLMは意味ないのでは?」という不安は、役割の違いを知ると消えていきます。
今日できる最初の一歩は、「GMOコイン」の口座開設です。
無料で開設できて、XLMの送金手数料もかかりません。
線路の切符を手に入れて、ステーブルコイン時代の波に乗る準備をしておきましょう。
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専門用語をできるだけ使わず、Web3初心者でも迷わず進められる内容です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ごきげんよう。


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