【2025年最新】ステラルーメン(XLM)とエックスアールピー(XRP)の違いは?7つの項目で徹底診断!

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まめまめ
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ステラルーメンとエックスアールピーは、どちらも送金が速くて手数料が安いことで知られていますが、一体何が違うのでしょうか?

将来性があるのはどっち? 投資するならどっちを選ぶべき?

暗号資産に興味をお持ちで、特に『ステラルーメン』や『エックスアールピー(XRP)』という名前を耳にしたことがある方なら、一度はこんな疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。

特に、どちらも「高速な送金」を得意としているため、混同されがちなのがこの2つのプロジェクトです。

この記事を読めば、兄弟とも呼ばれる暗号資産「ステラルーメン(XLM)」と「エックスアールピー(XRP)」の違いが完全に理解でき、あなたがどちらの未来を応援すべきかが明確になります。

この記事でわかること
  • ステラルーメン(XLM)とエックスアールピー(XRP)の根本的な違い
  • 将来性や価格を占う上での重要ポイント
  • 結局、あなたがどちらを選ぶべきかの目的別診断

結論から言うと、国際的な銀行間送金の未来に期待するなら暗号資産エックスアールピー(XRP)、個人間のスピーディーな決済や開発エコシステムの発展に魅力を感じるなら暗号資産ステラルーメン(XLM)がおすすめです。

その理由を、7つのポイントから詳しく見ていきましょう。

一目でわかる!XLMとXRPの7つの違い【比較表】

まずは、両者の最も重要な違いを一覧表にしてみました。

こうして見ると、思った以上に違いがあると感じませんか?

比較項目エックスアールピー(XRP)ステラルーメン(XLM)
開発目的金融機関向けの国際送金個人・開発者向けの安価な決済
管理主体リップル社(営利企業)ステラ開発財団(非営利)
中央集権性比較的高い比較的低い(分散的)
コンセンサス・アルゴリズムXRP Ledger Consensus Protocol (XRPL CP)Stellar Consensus Protocol (SCP)
発行上限1,000億XRP500億XLM(インフレ廃止)
主な提携先大手銀行、金融機関IBM、Circle社(USDC)など
手数料極めて安いほぼゼロに近い

こうして見ると、似ているようでいて、その思想や目指す方向性が全く違うことがお分かりいただけるかと思います。

では、どうしてこんなに違いが生まれたんでしょう?その理由を、歴史をさかのぼって見ていきましょう。

そもそも、なぜこの2つは似ていると言われるの?【兄弟コインの歴史】

UnsplashKyloが撮影した写真

暗号資産ステラルーメン(XLM)とエックスアールピー(XRP)が「兄弟」と呼ばれるのには、明確な理由があります。
それは、ステラ・プロジェクトの共同創設者である「ジェド・マケーレブ」という人物が、リップル社の元共同創設者でもあったからです。

しかし、彼は、リップル社の「利益第一」な姿勢や、会社がすべてを決めてしまうやり方に、だんだん納得できなくなっていきました。

そして、リップル社を離れることになります。

しかし彼の視線は、リップル社の中だけでなく、より広い世界に向けられていました。

彼は「世界の金融インフラは壊れていて、あまりにも多くの人々が取り残されている」と感じていたのです。その大きな問題を解決するには、リップル社のやり方では不十分だと考え、彼は新たな道を歩み始めます。

そして、「よりオープンで、非営利、そして分散的な金融システムを構築する」という新たな理想を掲げ、2014年にステラ開発財団を設立しました。

つまり、暗号資産ステラルーメンは、暗号資産エックスアールピーという兄の思想の一部を受け継ぎつつも、それとは正反対の考えを持って生まれた弟のような存在なのです。

この背景を理解すると、両者の違いがより深く見えてきます。

【徹底比較①】目的とターゲットの違い「銀行 vs 個人」

UnsplashGR Stocksが撮影した写真

この二つを分ける最も大きな違い、それは一体何でしょう?

それは、「誰のためにその技術を使うのか」という、コインに込められた想いが全く違う点にあるのです。

エックスアールピー(XRP):金融機関の課題を解決するエリート

暗号資産エックスアールピー(XRP)が目指すのは、既存の国際送金システム「SWIFT(スイフト)」が抱える「遅い・高い」という課題を解決することです。


ターゲットは明確に「銀行」や「金融機関」。

今の銀行などが作っている大きな金融の仕組みとタッグを組んで、お金の流れを内部からスムーズにすることで、「もうリップルがいないとダメだね」と言われるような存在を目指しているんです。

言わば、体制側から世界を変えようというアプローチですわね。

ステラルーメン(XLM):個人に力を与える革命家

一方、ジェド・マケーレブが創ったステラルーメン(XLM)は、全く違う場所を見ていました。

その視線の先にあるのは、大企業ではなく、たった一人の「個人」です。

特に、銀行口座を持てないような、既存の金融サービスから取り残された発展途上国の人々に、安価でスピーディーな金融アクセスを提供することを大きな目的の一つとしています。


特定の企業や組織のためではなく、誰でも自由に使えるオープンな金融ネットワークを構築することを目指しており、暗号資産ステラルーメンの思想はまさに「個人に力を与える革命家」のようです。

【徹底比較②】中央集権性の違い「営利企業 vs 非営利団体」

UnsplashDanielle-Claude Bélangerが撮影した写真

暗号資産ステラルーメンとエックスアールピーのプロジェクトの目的の違いは、運営体のあり方にも表れています。

暗号資産エックスアールピー(XRP)は、サンフランシスコに本拠を置く「リップル社」という営利企業によって開発・推進されています。

暗号資産エックスアールピーの発行や配布にも大きな影響力を持っているので、「中央集権的だ」と批判されることもあります。

対して、ステラルーメン(XLM)は、奇しくもリップル社と同じサンフランシスコに拠点を置く、非営利団体である「ステラ開発財団(SDF)」によって運営されています。

ステラ財団の目的は、ステラネットワークの維持と発展、そしてオープンな金融システムの普及であり、営利を目的としていません。

この非営利性と、「誰でも自由に改良できる」という開かれた思想が、より分散的な性質を強めています。

【徹底比較③】将来性と今後の価格を左右する重要プロジェクト

UnsplashDaniele Levis Pelusiが撮影した写真

ステラルーメンとエックスアールピー、両者の未来はどうなっていくのでしょうか?それぞれの将来を考える上で、今、最も注目すべき重要なポイントを一緒に見ていきましょう。

エックスアールピー(XRP)の将来性:最大の鍵は「訴訟問題」の完全決着

暗号資産エックスアールピー(XRP)の価格と将来性を語る上で、避けて通れないのが米国証券取引委員会(SEC)との長期にわたる訴訟です。

「暗号資産エックスアールピー(XRP)は未登録の有価証券である」と米国証券取引委員会(SEC)に提訴されていましたが、2023年7月に「個人向け販売は証券ではない」とする部分的勝訴を勝ち取りました。

最終的にこの訴訟は終結し、暗号資産エックスアールピー(XRP)の将来にとって大きな障害が取り除かれたのです。

この歴史的な判決と訴訟の終結を受け、多くの取引所がエックスアールピー(XRP)の再上場を決定するなど、市場は即座に好反応を示しました。

規制の足かせが外れたことで、今後のさらなる普及に大きな期待が寄せられています。

ステラルーメン(XLM)の将来性:鍵を握る「Soroban」と「USDC」

暗号資産ステラルーメンの将来を語る上で絶対に外せないのが、新しく実装されたスマートコントラクト機能、その名も「Soroban(ソロバン)」です。

そう、あの日本の「そろばん」が名前の由来なんです。

スマートコントラクト「Soroban(ソロバン)」が実装されたことで、開発者たちはステラネットワーク上で、DeFi(分散型金融)のような、これまでより複雑なアプリケーションを自由に構築できるようになったのです。

もう一つの鍵は、世界第2位のステーブルコイン「USDC」との連携です。

ステラネットワークは、USDCを最も速く、安く送金できるブロックチェーンの一つであり、「国境を越えたデジタルドル送金」のインフラとして大きな注目を集めています。

実際に、2022年12月にはウクライナの避難民支援として、国連機関を通じてステラ上のUSDCが配布され、その有用性が世界に示されました。

こうした「実際に役に立つ」場面が増えていけば、暗号資産ステラルーメン(XLM)が普段使いのコインとして、あなたの生活に欠かせない存在になる日も来るかもしれません。

結局、あなたはどっちを選ぶべき?【目的別おすすめ診断】

UnsplashCaleb Jonesが撮影した写真

ここまで、歴史や思想、そして技術的な違いを見てきました。


ずっと発展にブレーキをかけていた裁判問題が片付き、ようやくアクセルを踏めるようになった暗号資産リップル(XRP)。


スマートコントラクト「Soroban」の実装により、開発の幅が大きく広がった暗号資産ステラルーメン(XLM)。

これらの最新の状況を踏まえ、あなたがどちらのプロジェクトを応援すべきか、目的別に診断してみましょう。

こんなあなたには【暗号資産エックスアールピー(XRP)】がおすすめ

✅ 大企業や銀行の動向を重視する、手堅い投資を好む方
✅ 国際送金の未来に、大きく賭けてみたい方
✅ 訴訟リスクを乗り越えた先にある、大きなリターンに魅力を感じる方

こんなあなたには【暗号資産ステラルーメン(XLM)】がおすすめ

✅ 個人間の送金や少額決済で、実際に使ってみたい方
✅ DeFiやNFTなど、新しい技術や開発者コミュニティの活気を重視する方
✅ 特定の企業に縛られない、より分散的な思想に共感する方

まめどら
まめどら

さて、当てはまる項目はあったでしょうか?

単純に私は、ステラルーメンが好きだからという理由で応援していくのもいいですよね!

暗号資産ステラルーメン(XLM)とエックスアールピー(XRP)が買える!おすすめ国内取引所

まめまめ
まめまめ

じゃあ、実際にどこで買えばいいの?

どちらの未来に投資したいか、少し心は決まりましたでしょうか。では、

いよいよ実践です。

ステラルーメン(XLM)とエックスアールピー(XRP)は、今や多くの国内取引所で取り扱われています。

初めての一歩を踏み出すなら、アプリの使いやすさで評判のコインチェックや、送金手数料の安さが魅力のGMOコインなどが人気です。

取引所によって手数料やサービスも様々なので、ご自身のスタイルに合った場所を見つけるのが大切です。

【2025年最新】ステラルーメン(XLM)とエックスアールピー(XRP)を徹底比較!結局どっちを買うべきの7つの違い!まとめ

もしあなたが、暗号資産ステラルーメンとエックスアールピーのどちらを選ぶべきか迷った時は、この記事で紹介した以下の4つのポイントを、もう一度思い出してみてください。

  そして、ご自身が「どちらの未来を応援したいか」を、心に問いかけてみるのが良いでしょう。

  • エックスアールピー(XRP)とステラルーメン(XLM)は、元々は同じ開発者から生まれた「兄弟」のような関係。
  • エックスアールピー(XRP)「銀行向け」で中央集権的、ステラルーメンXLMは「個人向け」で分散的という大きな違いがある。
  • エックスアールピー(XRP)、ずっと足を引っ張っていた「裁判の問題」から解放され、XLMは「SorobanとUSDCの普及」が成長の鍵となる。
  • どちらが良い・悪いで判断するのではなく、それぞれの思想と目的を理解し、自分がどちらの未来に共感するかで選ぶのがおすすめ。

考え方は違えど、どちらも「速くて安い送金」という同じ目標を持つ、将来が楽しみなプロジェクトです。

 どちらか一方だけ、と決めつけずに、両方の未来に期待して、少しずつ持ってみるのも面白いかもしれませんね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
ではでは
このへんで・・
ごきげんよ〜

はじめまして、まめどらです。
表の顔は、職場では「昼行灯(ひるあんどん)」と言われる、うだつの上がらない勤続【25年】のサラリーマン。
しかし裏の顔は、まだ多くの人には知られていないマイナー暗号資産「ステラルーメン」の秘められた可能性を信じ、【5年間】応援し続けている個人投資家です。
このブログでは、派手さはありませんが、5年間コツコツと資産を育て、元手を【最大2倍】にした実績のある、私自身の運用方法を公開しています。
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