
ロブスターウォレットって便利そうだけど、手数料は?送金時間は?ビットコインは保管できるの?
暗号資産ステラルーメン(XLM)を使うなら知っておきたいロブスターウォレット。
しかし、その便利さの裏側で、手数料や送金時間といった「細かいけど重要なこと」に不安を感じていませんか?
- 「スワップ(両替)したら、手数料はいくらかかるんだろう…」
- 「本当に一瞬で着金するの?取引所に送る時も?」
- 「結局、どの暗号資産を保管できるの?」
そのモヤモヤ、この記事ですべて解決します。
この記事を読み終える頃には、あなたはロブスターウォレットの専門家。もう操作のたびに不安になることはありません。
- ロブスターウォレットで発生する「手数料」のすべて
- 操作ごとに異なる「送金時間」のリアル
- ロブスターウォレットが本当に「対応している暗号資産」の種類
それでは、あなたの暗号資産ライフを数段レベルアップさせる、ロブスターウォレットのまるわかりガイドをいってみましょう!
ロブスターウォレットの「手数料」のすべて【結論:激安です】

結論から言うと、ロブスターウォレットの手数料は「激安」です。
ほぼ「タダ」と言っても過言ではないかもしれません。
ロブスターウォレットを使いこなす上で、まずこの手数料について理解していきましょう。
ネットワーク手数料:ステラが激安な理由
ロブスターウォレットで操作時に発生する手数料の基本は、「ステラネットワーク手数料」です。
これは、取引をブロックチェーンに記録してもらうための利用料のようなもの。
その利用料は、なんと0.00001 XLM。
日本円にして1円の何百分の1という、まさに「ほぼゼロ」のコストです。
なぜこんなに安いのかというと、ステラネットワークが「送金」に特化して設計されており、ビットコインのように大規模な取引の計算競争(マイニング)を必要としないからです。
送金手数料:ウォレットからの送金はいくら?
ロブスターウォレットから友人や他のウォレットへ送金する際にかかる手数料も、基本的には上記のネットワーク手数料(0.00001 XLM)のみ。
「え、本当にそれだけ?」
思わずそんな声が聞こえてきそうですが、本当にそれだけなんです。
時に、数千円かかるビットコインの送金手数料と比べると、その差は歴然ですね。
スワップ(両替)手数料:実は変動制だった!
ウォレット内でXLMをyBTC(yビットコイン)に交換する、といった「スワップ(両替)」機能。ここの手数料は少し特殊です。
ロブスターウォレットのスワップは、AMM(自動マーケットメーカー)という仕組みを利用しており、手数料は固定ではありません。
ちなみに、AMMとは、たとえるなら「魔法の自動両替機」のようなもの。

銀行のように人間が間に入るのではなく、あらかじめプログラムされたルールに従って、自動で通貨を交換してくれる便利な仕組みです。
そして、この便利な両替機を使うための手数料として、一般的に交換する金額の0.3%がかかるのです。
ここで出てきたyBTC(yビットコイン)とは、ステラネットワーク上で発行された「ビットコイン引換券」のようなものです。
この「ビットコイン引換券(yBTC)」を持っていれば、ロブスターウォレットの中で、本物のビットコインを持っているのと同じように、価格が上がった時の利益をゲットすることが可能。
とはいえ、これも非常に低コストであることに変わりはありません。
【知らないと損】送金手数料に隠された「見えないコスト」の正体
いきなりですがここで、多くの方が混同しがちな重要ポイント!
それは、取引所から外部へ送金する際にかかる「送金手数料」とステラネットワーク自体を利用する「ネットワーク手数料」は、全くの別物だということです。
ビットコインやイーサリアムの場合、取引所はネットワーク手数料に加えて、自社の利益や管理コストを上乗せした独自の「送金手数料」を設定していることがほとんどです。
この違いを理解すれば、手数料に戸惑うことはもうありません。
しかし、ステラルーメン(XLM)の場合は話が別。
ネットワーク手数料が0.00001 XLMと驚くほど安いため、「GMOコイン」のような良心的な取引所は、その手数料を負担してくれ、ユーザーは「送金手数料無料」という恩恵を受けられるのです。
取引所からの送金:取引所ごとのポリシーによる(GMOコイン等は無料)。
ロブスターウォレットでの操作:ステラネットワーク手数料(0.00001 XLM)が必ずかかる。
この違いを理解しておけば、手数料に戸惑うことはなくなります。
ロブスターウォレットの「送金時間」のすべて【結論:爆速です】

暗号資産で心配になることそれは、そう、あの送金時に流れる時間。
「本当に届くか」、「送金アドレス間違ってないかなぁ?」と不安になった経験はありませんか?ロブスターウォレットなら、その心配はほぼ無用です。
ロブスターウォレット内でのスワップ(両替)にかかる時間
ウォレット内でステラルーメンをyビットコインに交換する操作は、ネットワークの承認が済めば即座に完了します。
その体感として、「ほぼ一瞬」。
まばたきする間に、あなたの資産は新しい暗号資産へと変わります。
ウォレット間の送金にかかる時間
ロブスターウォレット同士や、他のステラ系ウォレットへの送金は、ステラネットワークの性能がフルに発揮されます。
その時間は、わずか「2〜5秒」。
送金距離は全く関係ありません。
地球の裏側にいる友人へ送金しても、電子決済のペイペイみたいな感じでピッと入金完了します。
これぞ、ステラの底力!
取引所への送金で注意すべき「反映時間」
「暗号資産取引所からロブスターウォレットに送金したのに、送金が完了しない!」
これは、誰もが経験する不安ですよね。
ロブスターウォレットからの送金自体は2〜5秒で完了し、ブロックチェーン上には記録されています。
しかし、暗号資産取引所側でその入金を確認し、あなたのアカウントに反映させるまでには、取引所独自の承認をする時間がかかるのです。
これはロブスターウォレットが遅いのではなく、暗号資産取引所のセキュリティチェックやシステム上の都合によるものです。
数分〜数十分かかることもありますが、慌てずに待ちましょう。
ロブスターウォレットの「対応通貨」のすべて【結論:ステラ上の資産なら無限大】

ロブスターウォレットで一体どんな暗号資産が保管できるのか、という疑問にお答えします。
ここで、多くの方が誤解しがちな大切なポイントがあります。
その誤解を解きながら、ロブスターウォレットに保管できる主要な対応暗号資産を一覧でご紹介いたします。
大前提:ビットコインそのものは保管できません
ロブスターウォレットは「ステラネットワーク専用」のお財布です。
例えるなら、日本円しか扱えない銀行口座に米ドルを直接預けられないのと同じです。
そのため、「ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった、それぞれのブロックチェーンで生まれた暗号資産そのものを直接保管することはできません。
ロブスターウォレットで何が保管できる?使える暗号資産をチェック!
ロブスターウォレットで一体どんな暗号資産が保管できるのか、という疑問にお答えします。
ここで、多くの方が誤解しがちな大切なポイントがございます。
その誤解を解きながら、ロブスターウォレットに保管できる主要な対応暗号資産を一覧でご紹介いたします。
- XLM(ステラルーメン):全ての基本となる、ステラネットワークの基軸暗号資産です。
- yBTC(yビットコイン), yETH(yイーサリアム)など(UltraStellar発行):これらは、ビットコインやイーサリアムと同じ価値を持つ「引換券」のようなもの。
- yUSDC(y米ドル):UltraStellar発行の米ドルと1:1の価値を持つ、ステラネットワーク上のステーブルコインです。
- AQUA ステラネットワーク上のDeFi(分散型金融)プロジェクトで利用されるトークンです。
【簡単図解】新しい暗号資産を迎える「トラストライン」の追加方法
ロブスターウォレットで新しい通貨(アセット)を持つためには、まずその通貨を「信頼する」という意思表示が必要です。
とはいえ、ウォレット内で通貨を交換(スワップ)する際など、多くの場合、このトラストラインは自動で追加されるため、ほとんど意識する場面は少ないかもしれません。
トラストライン追加前に送金されても暗号資産は消えません。うっかりトラストラインの追加を忘れていても、後から追加すれば問題なく資産を受け取れます。
ここでは、もしもの時の手動でトラストラインの追加方法を紹介します。

- トップ画面のハンバーガーメニューをタップ
- 「Assets(アセット)」をタップ

- 一番上の検索窓に追加したい暗号資産名を入力、追加したい暗号資産を見つけてタップする。
- 検索画面に表示される暗号資産は、ロブスターウォレットが注目している暗号資産と、厳選暗号資産が表示されます。

- 追加したい暗号資産の詳細情報が表示され、スクロールして一番下の「Add Assets」をタップで完了
- 「Add Assets」をタップすると、セキュリティアプリの「LOBSTR Vault」が自動で開きます。Vaultに表示された数字をタップし、あとは画面の指示に従えば完了
たったこれだけで、あなたのウォレットは新しい暗号資産を受け入れる準備が整います。
【超重要】あなたの資産を守る!詐欺(Scam)アセットの見分け方

誰でも自由に新しい暗号資産を発行できるステラネットワーク。
ネットワーク利用が自由な魅力である一方、価値のない詐欺的な暗号資産(詐欺アセット)も残念ながら存在します。

でも、一つ一つ安全かどうかを自分で調べるのは大変・・面倒なことは抜きにして一番かんたんな方法だけ知りたいよ。
一番かんたんで効果的な方法は、ロブスターウォレット自身の「Scam asset alert (警告表示)」を信頼することです。

実際に警告マークの表示された暗号資産を見てみましょう
- 怪しいマークが付いている暗号資産 Astro Shiba Inu をタップ
- 価値が0円!かなり怪しい。「!」をタップ Astro Shiba Inuは一応公式HPがあるようですね。
- 理由が表示されています。「取引があまりにも少ないので危険の表示」
ロブスターウォレットは、過去に報告された詐欺アセットや、怪しい動きを見せるアセットに対して自動で警告を表示してくれます。アセットを追加する際にこの警告が表示された場合は、絶対に追加しないようにしましょう。
もう一歩先の安全対策
ロブスターウォレットの警告表示機能は非常に強力ですが、それでも「100%絶対」ではありません。
より慎重を期すのであれば、暗号資産(アセット)を追加する前にもう一手間かける習慣をつけましょう。
それは、暗号資産(アセット)の発行元のHP(公式サイトのURL)を確認することです。
信頼できるプロジェクトは、必ず公式サイトを持っており、そのドメイン名とアセット情報が一致します。
逆に、公式サイトがなかったり、情報が不明確な場合は、詐欺アセットである可能性が非常に高いと言えます。
最終的にあなたの資産を守るのは、あなた自身ですの。この一手間が、あなたの資産を大きなリスクから守ります。
ロブスターウォレットの手数料・時間・暗号資産で損しない使い方!のまとめ:ロブスターウォレットを使いこなし、暗号資産をもっと自由に
今回はロブスターウォレットの「手数料」「送金時間」「対応暗号資産」について、徹底的に紹介しました。
- 手数料は、ほぼゼロと言えるほど激安
- 送金時間は、ウォレット間なら爆速の2〜5秒
- 対応暗号資産は、信頼できる発行元のステラ資産なら自由に追加可能
この3つのポイントをマスターしたあなたは、もうロブスターウォレットの操作に迷うことはありません。
手数料を気にせず、スピーディーな送金を活用し、様々な暗号資産をコレクションに加える
ロブスターウォレットは、あなたの暗号資産の世界を、もっと自由で、もっと楽しいものに変えてくれる最高のツールです。
さあ、今日からあなたもロブスターウォレットを使いこなしてみましょう!
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ココまで読んでいただきありがとうございます。
ではでは
ごきげんよ~
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