
あなたは、海外暗号資産取引所の口座をもっていますか?
2024年10月末、海外暗号資産取引所Bybitが日本居住者向けの新規口座開設を停止しました。
この衝撃的なニュースは、「海外取引所は、便利だからいつか開設しよう」と考えていた方や、すでに利用している方に大きな不安を与えた事件でした。
これは、Bybitに限った特殊な事例ではなく、海外取引所には、実はこんな落とし穴もあるんだよ、と教えてくれたのです。

自分の資産は本当に安全だろうか?ある日突然、引き出せなくなったら?
Bybitの対応は、私たち日本の投資家が、自らの資産防衛と投資戦略を根本から見直す良いきっかけになったはずです。
このきっかけを「絶好の好機」と捉え、目先の利便性や手数料の安さに惑わされることなく、安全性と将来性を見据えた、ステラネットワークを軸とする新しい資産運用方法を紹介していきます。
海外取引所から国内取引所へ。これが今の現実です。

Bybitのような海外取引所が、突然日本人向けのサービスを停止したのには、明確な理由があります。
日本の法律と、法律を監督する金融庁の存在が理由です。
日本で暗号資産の交換サービスを行うには、法律(資金決済法)に基づき、金融庁への登録が義務付けられています。
しかし、多くの海外取引所は登録しないまま、日本人向けサービスを続けてきました。
金融庁は、無登録で営業する海外取引所に対し、「日本で営業してはいけません」と、何度も警告を出してきました。
今回の海外暗号資産取引所Bybitのサービス停止は、金融庁からの警告に従った結果と見ることができます。
海外取引所の、隠れた落とし穴

認可を受けていない海外取引所が日本人向けにサービスを提供することは、日本の法律上グレーゾーン。
金融庁は、許可を受けていない取引所に警告をしてきました。
今回のBybitの措置は、金融庁の指導に対応した結果になりました。
- サービス停止リスク:
今回のBybitのように、ある日突然、新規登録停止、機能制限、最悪の場合は強制的な取引停止や出金停止に追い込まれる可能性があります。 - 法的保護がない:
日本の法律保護外にあるため、万が一取引所が破綻したり、ハッキング被害に遭ったりした場合、あなたの資産が返還される保証はありません。 - サポートの問題:
国内取引所と違い、トラブルが発生した際に法律にのっとった日本語サポートが受けられない可能性があります。
なぜ国内取引所は「安全な玄関」と言えるのか?

海外取引所は、国内取引所に比べて手数料が安かったり、日本では見かけない魅力的な暗号資産を扱っていたりするメリットは確かにあります。
そのメリットは、日本に住んでいる限り「ある日突然、サービスが使えなくなるかもしれない」という大きなリスクと常に隣り合わせ。
もし、あなたが日本国内で安心して暗号資産取引をしたいと考えるなら、金融庁に認可されている「安全性」を最優先に考えるべきです。
対して、金融庁の認可を受けた国内取引所は、これらのリスクから隔離されており、まさに「安全な玄関」と言えるのです。
日本の法律に基づいて運営されており、お客様の資産は厳重に管理され、サイバー攻撃からも守られています。
国内取引所で購入する暗号資産の選択が重要になる

法的に安全な国内取引所を「玄関」と定めたとして、次に考えるべきは「どの靴を履いて、外の世界へ出るか」です。
つまり、どんな暗号資産に投資すべきか、という問題。
ここで重要になるのが、国内取引所の特性です。
海外取引所と違い、国内取引所では、一度購入した暗号資産を、別の暗号資産へ交換することが非常に困難だということ。
暗号資産の種類を変更するには日本円を経由する必要があるので、取引手数料等で損をする可能性が高くなります。
取引所内での資産運用の選択肢も限定的。
国内取引所は、暗号資産を「長期保管」したり「自由に動かす」場所ではなく、あくまで「日本円と暗号資産を交換するための一時的な場所」である、ということを意味します。
だからこそ、国内取引所では、最初に購入する暗号資産の選択が、極めて重要になるのです。
選ぶべきは、取引所に制限されることなく、低コストかつ高速に、個人ウォレットを通じて暗号資産の世界へと持ち出し、自らの手で自由に扱える。
誰でも、少額からでも始められる暗号資産。
それこそが「ステラルーメン(XLM)」なのです。
XLMは、投機的なコインではなく、「実世界で価値を動かすこと」を目的として設計された、極めて実用的な暗号資産だからです。
理由1:実用性に裏打ちされた「圧倒的な送金性能」
たとえば、ビットコインを送金するには、送金完了までに10分以上かかることがあるのに対し、ステラルーメンの取引はわずか3〜5秒で完了します。
ネットワークが混雑した際には数千円に達することもあるビットコインの送金手数料と比較すると、ステラルーメンの手数料は1円未満。
ステラルーメンは、国境を越えた送金や、少額決済といった分野で、既存の金融システムを根底からくつがえすほどの可能性を秘めています。
理由2:世界標準のステーブルコインがもたらす「信頼性」
世界で最も信頼され、広く利用されているステーブルコイン(米ドルの価値に連動)である「USDC」が、ステラネットワーク上でも発行されています。
利用者は米ドルといった法定通貨の価値を、極めて低コストかつ高速に、世界中の誰にでも届けることが可能になります。
理由3:取引所に縛られない「ウォレット中心の自由な体験」
ステラルーメンの本当の魅力は、価値が上がったり下がったりすることだけではありません。
個人ウォレット「ロブスターウォレット」を始めとするステラネットワークで作成された「ウォレット」を通じて得られる、資産運用する体験にこそ価値があります。
国内取引所は、あくまで日本円と暗号資産を交換するための「玄関」に過ぎません。
取引所内に資産を置いたままでは、できることは限られてしまいます。
暗号資産ステラルーメン(XLM)は、玄関である国内取引所から安全に資産を持ち出し、あなたの個人ウォレットで管理するために最適化された暗号資産です。
暗号資産は、個人ウォレットで保管することで、自由に資産運用等が可能になります。
ウォレット内で他のトークンと交換したり、様々なサービスを利用したりと、取引所という「お店」に頼ることなく、ご自身の判断で資産を自由に動かせる世界が広がります。
「取引所からの卒業」こそ、ステラルーメンが提供する最も価値ある体験の一つです。
脱・取引所!LOBSTRウォレットへ資産を移す実践ガイド
ここからは「取引所からの卒業」を果たすための、具体的な実践ガイドを紹介します。
暗号資産ステラルーメンを国内取引所という安全な玄関から、ロブスターウォレットというあなた自身の資産拠点へ送金。
そのためのステップを、一つずつ紹介していきます。
ステップ1:国内取引所で「安全な玄関」を確保する
ステップ1の目的は、日本円と暗号資産を安全に交換できる「玄関」を確保。
暗号資産ステラルーメン(XLM)を扱っている金融庁の認可を受けた国内取引所の口座開設です。
XLMを扱う国内取引所はいくつかありますが、この「取引所からウォレットへ資産を移す」という戦略において、特に重要なのが送金手数料です。
送金手数料が無料であるGMOコインは、最初の玄関として非常に有力な選択肢となります。
以下の記事では、GMOコインを例に、口座開設からロブスターウォレットへステラルーメンを送金するまでの手順を図解付きで紹介しています。
ステップ2:購入したXLMを、自分のウォレットへ移そう
取引所で購入したXLMを、あなたの資産拠点となるロブスターウォレットへ送金しましょう。
ここで避けては通れない重要な暗号資産の世界の鉄則があります。
「Not your keys, not your coins.(あなたの鍵でなければ、あなたのコインではない)」
つまり、取引所に資産を置きっぱなしにするのは、あくまで取引所の口座残高であり、あなたが暗号資産を直接所有しているわけではありません。
ロブスターウォレットの作成方法から送金までを下の記事で紹介しています。
ステップ3:さあ、資産を育ててみよう
個人ウォレットのロブスターウォレットは、XLMを保管するだけの「金庫」ではありません。
あなたの資産を、あなた自身の手で育てていく「家庭菜園」のような場所なのです。
ロブスターウォレットの強みは、ウォレット一つで様々な金融サービスにアクセスできる点にあります。
たとえば、あなたが眠っている間にも資産が利息を生み出したり、別のトークンと手軽に交換したりと、取引所に頼らない資産運用の世界が広がっています。
「でも、具体的にどうすればいいの?」
具体的な方法として、ロブスターウォレットで資産を増やすための5つの方法を、詳しく紹介しています。
ぜひ、あなたの「家庭菜園」で種をまくための参考にしてみてください。
なぜ今、ステラ(XLM)なのか?海外取引所Bybitショックが教える、これからの資産防衛策のまとめ
海外取引所Bybitのニュースは、その潜在的リスクを改めて教えてくれましたが、視点を変えれば、自らの資産管理体制を見直す最高のきっかけとも言えます。
新時代に求められる戦略は、これです。
リスクの高い海外取引所に資産を預け続けるのではなく、安全な国内取引所をあくまで「玄関」として利用。
運用の本丸は、「個人ウォレット」を使って家庭菜園で植物を育てるように資産を育てていく。
この機会に、単なる取引所の「利用者」から、自らの資産を治める「主権者」へと、進化してみてはいかがでしょうか。
ではでは
今回はこのへんで
ココまで読んでいただきありがとうございます。
ごきげんよ〜




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